子供のころ、うちのトイレに、日めくりカレンダーがかかっていました。
そこには、毎日、一言が書いてあったのですが、
子供には読めない漢字を使ったものもありました。笑
そんな中、20年以上たっても覚えている一言があります。
「朝の来ない夜はない」です。
当時、言葉通りにしか理解できず、
当たり前のことなのに、なぜ、わざわざ書いているのだろう、と思っていました。
それが中学生、高校生となるにつれ、
なにが言いたいのかは理解できるようになりましたが、
実感として、深く感じたことはありませんでした。
それがここにきて、ようやく、しっくりと自分の中に落ちてきました。
もしかしたら、夜のまま、一生を終えてしまうこともあるかもしれません。
あまりに夜が長すぎて、途中で我慢できなくなってしまうかもしれません。
それでも、いつか、必ず朝が来ることを信じて生きることで、
心の支えになり、生きるエネルギーになるのです。
去年から今年にかけて、いろいろとあり、
次から次へとトラブルや困難が現れてきますが、
妄想かもしれませんが、遠く遠くにほんの少しですが、光が見えてきた気がします。
あとは、できることは、今までどおり、
そこに向けて、一歩一歩、足を前に出していくしかないのですね。