テレビや電化製品を買いに大型電気店に行ったとき、
どれにしようかアレコレ悩んだりしたことはありませんか?
画面のサイズや機能の差、価格や、メーカーなど、
いろいろな観点から自分にあった商品を探そうとしますが、
目移りしてなかなか決められませんよね。笑
しかし、もしも、お店に並んでいるテレビが2~3種類しかなかった場合、
なにか不便を感じたり、不満を持つものでしょうか。
たしかに最終的に、多くの選択肢から自分に一番あったものを選ぶことは、
ベストな考え方だと思います。
でも、すべての出来事に対して、それを実行することは、おそらく100%無理でしょう。
例えば、新しく部屋を探す場合など、
普通、自分の希望条件を決めて物件を探しますが、探せば探すほどキリがなくなってしまい、
結局、途中で納得できる物件に出会えればそこに決めることになります。
もちろん、そのときは、希望条件にマッチしているすべての物件を見れているわけではありません。
仮にすべての選択肢を見た場合でも、選べる自由がある一方で、
数が多い分、選んだ後に「あっちのほうがよかったかも・・・」という後悔も生まれやすくなります。
また、選ぶこと自体も時間がかかってしまい、結果的にスタートが遅くなることがよくあります。
そう思うと、なにかを選んで決めるときは、
その選択肢の数は大きな問題ではありません。
むしろ、数が多い場合は、早い段階で3~4つ程度に絞り込む必要があります。
そして、それができるかできないかで大きく結果が変わってきます。
人間ですから、間違った選択をすることもよくあるはずです。
ただ、選んでいることに時間をとられたり、自分で選んだ道にすぐに後悔するのは、
とてももったいないことです。
すぐにどれがいいのか選べる決断力と、選んだ道を突き進む行動力。
身の回りにもそんな人が実際にいますが、その人はたまに間違った道を選んだとしても、
まったく問題にならず、むしろすぐに次の選択を考えています。
とても前向きで素敵な人です。笑
なにも決断することや行動することは、生まれもった才能や天性の素質ではありません。
誰にでもできることであり、本人がどう考え、いつ行動するかだけの話です。
仮に選択肢が多い場合は、勇気を持って一瞬で絞込み、そこからしっかり選ぶことが大事なのです。
贅沢な悩みを解決するにはこれしかないと思います。