世の中には、生まれつき才能のある人や、
要領がいい人、運のいい人など恵まれた人もたくさんいます。
しかし、全人類から見ると、その数はほんの一握りで、そのほかの大多数の人は、
それぞれ持っている才能に埋められないような差もなく、「その他大勢」にあてはまります。笑
それでも、子供のころ、もしかしたら、自分がその「一握りの種類」ではないかと、
夢を見たり、想像したことはないでしょうか。
自分自身を正直に振り返ると、そんな特別な存在に憧れ、想像したことがありした。笑
もちろん、ひとりひとり素敵な個性があり、誰にも負けない何かは持っていますが、
それを明確に認識し、形に表現できる人はなかなかいません。
そんな「その他大勢」の人にちょっとだけ元気がでるコメントがあったので、紹介します。
http://d.hatena.ne.jp/tictac/20120110/p1
これは、あの名門MITを目指した優秀な高校生が、
勉強の面で挫折を味わったときに、MITの卒業生がアドバイスをくれた時のコメントだそうです。
もともと子供のころは学校という小さな枠の中の世界がすべてだと勘違いしやすく、
転校したり全国大会などに出て初めて外の世界を知ることもよくありますよね。
そんなとき、へんなプライドがあったり、中途半端に才能があると、
自分より上の存在がいることをなかなか受け入れられず、
自らになんかしら言い訳をしたり、自分自身の中で間違った解釈をしまいがちです。
人間なのですから、挫折や失敗は当たり前ですし、
それを経験しない人はひとりもいません。
だからこそ、こんな風に挫折を味わったときこそ、その受け入れ方が重要で、
ここでの考え方次第で、人生は大きく変わります。
ここで自分に言い訳したり、逃げ出したら、そのまま止まってしまいます。
そしてそれは決して逃げられず、いつまでたってもなにも変わらないのです。
そんなとき、自分の道を切り開くには、地道に一歩一歩、少しづつですが、
足を前に出さないとならないのです。
でも、その状況を受け入れいて、前に出すこの最初の一歩が本当に大きな一歩で、
とても勇気のいる一歩ですよね。
身の回りにも仕事ができる人、頭のいい人、才能のある人、
たくさんいると思います。
でも、きっとそのうち、ほとんどの人は、その状況になるまで、
周りの人が納得のいくほどの時間と汗を費やしているに違いありません。
一歩を踏み出す道は、今、この瞬間も、あなたの前に広がっています。
なにも準備はいりません。
覚悟だけ決めれば、その一歩は踏み出せるのです!