この前、DVDを観ました。
あらすじとしては、その中の主人公は普通の人だったのに、
いろいろな道のりがあって、最後、世界を救うという任務を負うことになるという、
簡潔にいうとよくありがちな話でした。笑
でも、そんな映画を見終えた後、自分自身に少し質問をしてみました。
普段、なにげなく普通に暮らしている中で、突如、ハプニングやトラブル、事件が起こって、
例えば人の生死にかかわる判断をしなければならない、例えば誰かを守るため命をかけなければならない、
そんな状況になったとき、果たしてどんな行動をとれるのでしょうか。
ありえないと思っていますが、それがもし万が一、大勢の人の人生に影響するような、
まさに、「世界を救う」のが自分しかいないとなったときなど、どのタイミングで覚悟が決まるのでしょうか。
もちろん、自衛隊や政府の高官、サラリーマンであっても病院勤務の人などは、まさに毎日が、
責任の伴う重要な業務だと思いますが、 普通のサラリーマンをやっている場合はどんなに仕事が忙しくても、
その判断で人の生死にかかわることもほとんどなく、大勢の人生に影響することもそうそうありません。
毎日、平和に暮らせている幸せな状況の中では、
生きる意味や自分の誇り、意思というものをなかなか考えたり実感したりする機会はありません。
一方で、歴史を振り返ってみても、どんな状況でも自分の意思を変えず、
責任を持つことをためらわず、命を懸けてでもやり遂げる人もいます。
その違いは、肉体的なものでも頭脳的なものでもありません。
まさに気持ちの問題が大きな部分を占めます。
そのDVD自体はそれほど感動するものでもありませんでしたが、
今の自分にいざというときの覚悟がどこまであるのか、考えさせられ、
これからやらなきゃいけないことがなにかを教えられたことは間違いありません。
やっぱ、映画はいいですね!