働くこと、勉強すること、スポーツをうまくなること・・・
人は仕事でも趣味でも、もっと上手にもっと改善したいと思うときがあります。
そんなとき、周りの人からも「がんばれ!」と応援されて、
自分でもがんばろうと思ったりします。
この気持ちは素敵なものであり、持ち続けたいものですね。
ただ、いざその状態になったとき、最初はやる気がありますが、
そのがんばりを1週間、1ヶ月、1年と持続させていくのはなかなか難しいものです。
自分自身もそうでした。
三日坊主とは言いませんが、気がつくと最初のやる気はどこかにいってしまい、
また、しばらくすると最初に戻っている。。。
でも、最近はちょっと考え方が変わりました。
最初に、やる気をもってがんばるのはいいのですが、
その後、継続して「がんばる」ことを続けるのは困難です。
なので、最初の熱い気持ちがあるときに、
まず、大きなゴールと小さな目標をたてて、
毎日、しなければならないことを計画して決めました。
毎日のしなければならないことは決して、難しいものである必要はありません。
むしろ、最初は簡単なもののほうがいいかもしれません。
そして、やる気がじょじょに失せてきたときでも、
その「毎日しなければならないこと」を有無を言わさずやるのです。
がんばろうと思う必要もありません。
ちゃんと向き合って、専用の時間を作って、一生懸命しなくてもいいです。
頭を使わなくても、手だけを動かしてもいいので、
必ずそれをするのです。
そうやって、まず「続けること」を体に染み込ませていき、
ある程度、時間がたったときに振り返ってみると、
それが自分の自信につながり、また、それほど難しいものでもないことが体感できます。
そして、そこから少しづつ頭を使って、より効率的・効果的になるように改善していくことで、
結果的にそれが「がんばった」という言葉になっていくのです。
なので、「今、自分はがんばっている」と思っているときは、
その状態がなかなか長続きしにくいので、要注意です。
一般的に、自分の足でしっかりとコツコツ着実に歩んでいる人を見ると、
「がんばっているな」とか「努力しているな」と思うかもしれませんが、
案外、当の本人はそんな風に思っていないことが多々あります。
まずは、目の前にあることをやってみる。
そんな当たり前の小さなことの積み重ねが大きな結果につながるのですね!