この前、はじめて、「フロー体験」という言葉を知りました。
wikipediaによると
「人間がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚に特徴づけられ、完全にのめり込んでいて、その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、精神的な状態をいう。」
ということだそうです。
言われてみると、子供のころ、無心になって遊んでいたとき、
知らず知らずのうちに、時間がたっていて、後で気がつくと、
その遊びがかなり上手になっていました。
これは、人間が「幸せ」を感じることと密接に結びついているように思います。
なにか楽しいと思うことを続けることは、時間がたつのを忘れさせ、
苦もなく、我慢することもなく、充実した時間として過ごせます。
一方で、楽なことをしても、同じようにあっという間に時間がたちますが、
振り返ってみるとなにも成長しておらず、時間を無駄にしたという後悔が生まれます。
成長することや、前に進んでいくことに必ず苦労が必要だとは思いません。
むしろ、その険しい道を進むこと自体を楽しむことができれば、
もっと前向きに受け入れられ、苦労を感じながらがんばるよりもずっとうまくいくのではないでしょうか。
もちろん、目標を達成したときにはその満足感や、充実感が味わえます。
しかし、その過程を楽しめるようになれば、進んでいるその瞬間も楽しめ、
なおかつ、苦しみながら、我慢しながらやるよりもいい結果が出るのですから、
やらない手はありませんね!笑
そういう意味では、自分の性格や考え方をよく熟知して、
最適な方法で自分のやる気を出させるようにするのは大事なことではないでしょうか。