正解はひとつだけではない

もし「雨の中で傘もささずに踊っている人」を見かけたらどう思いますか?
おそらく、普通に考えると単純に「おかしな人だ」と思ってしまいます。

外国の人が納豆を食べている日本人を見て、
「よくそんなもの食べるな」と言っている場面を見たり、聞いたりします。

どちらの場合も、本人の意思や意向は置いておいて、
周りの人の意見や考えが正直に表現されているのだと思います。

さて、世の中には、算数のような考え方と国語のような考え方があります。

算数の場合、1+1は必ず2という答えになります。
これは、1.9でもなく2.1でもない唯一の答えです。
テストの解答でも○か×のどちらかです。

一方で国語の感想文や、文章で答える問題には、
○と×だけでは判断できない要素があります。

個人的には、算数のほうが、解答を判定する先生の、個人的な意見や考えが入らない分、
公平で納得がいくので好きでした。
これも生徒の目から見た「公平」ですね。笑

でも、世の中には、算数の考えだけでは判断できないことがたくさんあります。
むしろ、そのほうが多いかもしれません。

もし「雨の中で傘もささずに踊っている人」を見かけたら、
普通に考えると「おかしな人だ」と思うかもしれませんが、
その人の状況、背景によっては、ちゃんとした理由があり、踊りたくなるぐらいうれしいのかもしれません。
決して、「雨が降ったら傘をさす」ことだけが正解ではないのです。

状況や背景がなくても、単純に育った環境や、文化、
生活習慣などの違いでも、人によって「常識」というものが大きく異なってきます。

世の中には多くの常識が存在していますが、
本当はそれは個人によってとらえ方が違うのが普通で、
人に迷惑をかけない範囲であれば、そのどれも間違いではないはずです。

そこには算数的な唯一の答えというのは存在せず、
一人ひとりの考え方が尊重されるべきで「個性」なのではないでしょうか。

自分の思った道を進むときには、同時に、他の人が進む道に対しても理解を示してあげる必要があります。

そんなことを考えると、普段は算数的な脳みそでも、
いつでも他の人の「個性」を尊重して、自分の解答を押し付けない、そんな人間でありたいと思いました。

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