小学校の頃、通学で使っていた吉祥寺駅に、生年月日を入力すると、
人生のバイオリズムが波線で描いてくれる機械がありました。
当時はそれがなんなのか、意味がわかりませんでした。
そもそも、人生に「波」があるということ自体、理解不能でした。笑
それが、年を重ね、経験を積むごとに、1つ1つの点でとらえていた出来事を、
いくつも結ぶことで1本の線として認識するようになり、それが波の形になることを知りました。
マクロの視点で考えると、自分の過去を振り返って、小学校時代が楽しかったとか、
大学時代が充実していたなど、「時代」の幅で波ができています。
一方でミクロの視点で考えると、先月、いいことがあったとか、
今日、失敗をしてしまったなど、「月、日、時間」などの幅で波が作られます。
そして、その小さな波は、そのサイクルを描きながら大きな波を作っているのです。
なにをやっても、どんなに努力しても報われない時もあります。
下降している波に逆らって、もがいてもなかなか上昇に切り替えることはできないかもしれません。
でも、だからといって、もがくことをやめたら、もっともっと下降してしまうかもしれないのです。
たしかに、波が大きければ大きいほど、それに短期で真っ向から対抗するのは、難しいと思います。
なので、そんなときは、長いスパンで考えて大きな波に対抗するのではなく、
その下がる勢いを上昇する方向に受け流すぐらいの気持ちで、
自然体で粘り強く立ち向かうべきではないでしょうか。
人生はいつ終わってしまうかわかりませんが、
生きている限り、永遠に下がり続けるということはないのですから。
自分自身、今、「大きな波」への想いを心に描いています。笑